アシュタンガヨガのウジャイ呼吸、クンバカ、ナウリを行うと、体感として、アナトミー・トレイン(『アナトミー・トレイン−徒手運動療法のための筋筋膜経線』著:Thomas W Myers)のディープフロントラインが刺激される。
ディープフロントラインの図を見ると、ウディアナバンダとジャーランダラバンダは筋膜を辿って繋がっていると言える。
では、ムーラバンダはどうか?
アナトミー・トレイン内に骨盤底筋群の記述が一切ない。だが体感としては繋がっているのではないかと感じる。
人体は奥深い。
アシュタンガヨガはディープフロントラインを強烈に研ぎ澄ます。
その根本は記載がないがムーラバンダであり、解剖学的に言えば、骨盤底筋群だ。
そこには命の始まりと終わりであり、生きることの源が集まる。
そこにフォーカスする(こともできる。実践への向き合い方によるが…)。
アシュタンガヨガは深い。
藤枝寿紀 | アシュタンガヨガ湘南 | ヨガインストラクター
ヨガインストラクター藤枝寿紀のウェブサイト。湘南地区の藤沢、鎌倉、茅ヶ崎で本格的なアシュタンガヨガとコンディショニングを指導してます。
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