食後30分からのシャラバーサナ(バッタのポーズ)

ヨガ

この前、NHKの石原さとみ氏の健康番組で身体の「糖化」についての放送をしていた。

「糖化」とはイコール老化と考えてよいそうで、火にかけたフライパンなどの上で砂糖を含んだ食材が熱することで焦げ付く速度が速まるのと同じように、

体内に入った糖分が体温によって温まることによって身体の中の骨や肉や血管、細胞を焦げ付かせていく現象のようだ。いったん焦げついたものを取り除くことはそう簡単にできないとのこと。

この焦付きはAGE(終末糖化産物)と呼ばれている。

極端に血糖値を上げないことが大切なのだが、血糖値が上がりやすい人とそうではない人の差異はどう違うのかというのは現在の段階では解明されていない。運動習慣の有無やその程度と具合とも関係していないようだ。

ただ、血糖値が上がりやすいのは食後の15分〜30分の間であるため、その時間の辺りに簡単な運動…特に脚を使った運動の階段の昇り降りや早歩きなどを行うことで血糖値が極端に上がるということを防ぐことが可能になるとのことのようだ。

アシュタンガヨガやハタヨガ的に見れば、

食後15〜30分あたりにシャラバーサナをするのがもってこいじゃないかと思う。

よくダイエットにはスクワットするのが効くと言われる。

それは、脚の太腿部の筋肉である大腿二頭筋と大腿四頭筋と大臀筋だけで全身の総筋肉量に対しての40%強の割合を占めているので、その部分を働かせることができるからだとされている。

その部分を動かせばエネルギーの代謝の効率がいいからだ。

口から摂取したエネルギー以上のエネルギーを運動で消費すればいい。それがダイエットだ。

シャラバーサナではさらに広背筋や腰方形筋や背面部の深層筋である脊柱起立筋などの多裂筋や、

正確に行うならば腰椎を反らせて怪我にも繋がる代償動作を防ぐために、腹筋群だって活性化して行っていかなければならない。

そこに的確なウジャイ呼吸でもってしてポーズを維持していれば腹横筋や横隔膜や腸腰筋、骨盤底筋群も使うことができる。

まさに全身運動と言って過言ではない。

しかし、地味だ。

ゆえにアシュタンガヨガをそれなりにやっている人達でもこのポーズを好きだと公言している人はそうそういないだろう。

むしろ、地味すぎてきついからさっさと終わらせたいという感じで取り組んでいる人達がいるのもよくわかる。

かく言う私その一人だ。

例えば、カポタアーサナが課題だとする。

カポタアーサナのような後屈系が苦手な人はこのシャラバーサナ(バッタのポーズ)が嫌がる傾向がある。

プライマリーシリーズまではそれなりに丁寧に取り組んでいるが、セカンドシリーズに入りシャラバーサナ辺りになると途端にアーサナへの取組み方が雑になってしまう。

そこからカポタアーサナまでの、ベカーサナ、ダヌーラアーサナ、パールシュヴァ・ダヌーラアーサナ、ウシュトラアーサナ、ラグ・ヴァジュラアーサナの取り組み方が、プライマリーシリーズのポーズに対する取り組み方に比べると集中力を欠いたものとなってしまう。

そして、課題としているカポタアーサナだけは一生懸命頑張るという感じだ。

前のアーサナをしっかりと取り組んでいないので「股関節の進展」という動作を行うには身体が充分に整っていない。腰椎の代償と肩関節の過度な外旋動作で代償してしまう。身体の機能としてはよろしくない身体を壊してしまう動きだ。

「股関節の進展」は解剖学的見解では、主に臀筋群と内転筋群、そしてもも裏の大腿二頭筋を収縮させて、前ももの大腿四頭筋や深層筋である大腰筋を伸ばしいく動きだ。

その動きの基本になるのがプライマリーシリーズのポーズであり、シャラバーサナだ。

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