痛みを感じたときにヨガの練習から少し距離を置こうとする方は少なくありません。
その多くは、まだ身体の感覚や経験が十分に育っていない段階で、
「この痛みは大丈夫なのか」
「続けていいのか、休んだほうがいいのか」
といったことを自分ひとりでは判断しきれない状態にあります。
わからないからこそ不安になります。
不安になるからこそ、一番安心できそうな選択として「やめる」や「離れる」を選んでしまう。それはとても自然な反応だとは思います。
しかし、本来その時期は白黒をつけることよりも、
身体の声に耳を傾けながら、少しずつ感覚を育てていく時間です。
痛みがあるから練習できないのではなく、
痛みがある状態でも、どのようにヨガの練習と関わるかを学んでいくその途中段階なのだと思います。
身体は僕たちが思っている以上に静かに確実に学び続けています。
自分の頭で理解できない時期であっても、
身体自身は身体の理解をちゃんと進めています。
だからこそ、痛みが出たときは「終わり」ではなく練習との関係性を少し見直すタイミングとして捉えることが重要です。
急がず、比べずにその日の身体と対話しながら続けられる形を一緒に探していけたらそれで十分なのだと僕は思います。


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