丁寧さの探究

ヨガ

アシュタンガヨガに限らず長く続く物事には必ず丁寧さが必要になる。

粗雑さを排し、繊細さを磨き、微細な感覚を研ぎ澄ますことで機能は洗練された形へと昇華していく。

丁寧さを探求するとは自身の粗雑さと向き合うことだ。それは何かを付け加える足し算ではなく自分自身を見つめ不要なものを削ぎ落とす引き算のプロセスにある。

物事を長く続ける秘訣は常に引き算を意識することにあるだろう。

アシュタンガヨガは外見こそダイナミックだが内側は繊細な営みだ。繊細さを欠けば進歩することは難しい。

プラクティショナーがはアーサナ(体位)の実践を通して粗雑さを知ることができる。それと向き合うことを怠けてしまい、ただ力任せに進めれば心身を容易く損なう。

人間の心身はいとも容易く壊れてしまう。それは他人に対してだけでなく自分自身に対しても同様だ。

ヨガの根本原則であるヤマの最初にアヒムサ(非暴力)が説かれるのは、人間の存在が無数の繊細な要素のバランスの上に成り立っていることを教えてくれる。

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