老いのはじまりは、自分の枠の外に出ようとしないことだと思う。
できたつもりに胡座をかいて(実際にできていなくとも、それ見ようとはせず)、
自らを棚にあげていることに気付かず、
何も挑戦していないということに気がついていないこと。
自分に気がつかない。
それが老いのはじまりだろう。
それは安定に留まって定住することと似ている。
それは実際には安定とは呼ぶことができない状態なのだろうが、
そこに留まりたい人にとってはそう思いたいから、そう見ようとしている。
安定に留まることはバランスをとることとも似ている。
見方次第では停滞とも呼べる。
アンバランスは不安定だ。
しかし、不安定だからこそ動き出せる。
若さとは不安定にこそある。
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