若返りの秘訣があるとしたら、
①常に何らかしら出来ないことに挑戦していることがあること。
②それがいま出来なくても笑い飛ばして諦めないこと。
だと思っている。
出来ないことに挑戦していかないと脳内の神経ネットワークが複雑化することがない。
神経ネットが複雑化することで層構造が形成される。
そうなることで感性が深化していくことができる。
挑戦することが足りずに、
神経ネットワークが単調となり層構造が浅化していって表面だけのものになってしまうと、
退化が進んで老いていってしまう。
ヨガもポーズがとれるということを観点にしてみれば、
最初は身体が柔らかくなるためにはそれなりの努力がいる。
けれども、継続して続けていけば身体が柔らかくなりはじめた頃のような苦労をしなくてもポーズがとれるようにはなるが、
その人の実践の取り組み方次第によるが、その時の筋肉というのは柔らかいというよりは弛緩し切ってしまった状態とも言える。
伸びるに伸びてしまい縮めることが苦手な筋肉となってしまっている。
そのような身体で行うヨガのポーズはヨガスートラの2章47節に書かれている努力が止んだ状態と勘違いしてしまうかもしれないが違うものだ。
努力や苦労、ストレスがいらなくなると脳内神経ネットワークが単調になってしまっているとも見なせる。
神経が活性化しなくても出来てしまう。
それはそれでいいことかもしれないが、それだけだと退化して老いていってしまう。
それでいいならそれでいいのかもしれない。
深化と浅化のあいだの見極めを学ぶのも必要だと思う今日この頃。
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