先日、久々にギックリ背中になった。
これで通算5回目くらいか。
他にはギックリ首とギックリ尻(仙腸関節)が2回ずつ経験がある。腰椎まわりに起きたことはない。
半日ほど布団から動けなかったが、なんとか起き上がり、いつも以上に丁寧にヨガの実践に取り組んでみた。
呼吸と身体の声に耳を澄ませながら行ううちに、90分後には日常生活に支障がない程度まで回復していた。
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絶好調のときは、筋肉や神経系の調子が良く、痛みや疲労を感じにくい状態にある。
交感神経が優位でアドレナリンが出ているため、多少の違和感を無視できてしまう。するとオーバーワークが起こりやすく、結果として怪我につながる。
つまり、好調は「油断」や「過信」を呼び込みやすい状態でもある。
人は調子が良いときほど「もっとできる」「今がチャンスだ」と思いやすい。
これはエゴ(『ヨガ・スートラ』で言えば「アスミタ」)や欲にもつながる。
『ヨガ・スートラ』で言えば、感覚的な成功・快楽の執着が、識別力(ヴィヴェーカ)を曇らせるということになる。
「うまくいっている」と思えてしまう時こそ、観察力・謙虚さ・止観といった要素が必要となる。
一方、不調で身体が思うように動かないからこそ、呼吸、身体の重さ、筋肉の微細な反応に耳を澄ますようになる。
不調のときに実践に取り組むことで、意識は自ずと「無理をしない」「悪化しないように小さな動きでいい」と自然に調整が働き、かえって丁寧になる。
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絶好調とは、どちらかと言うと外に向かう力であり、不調とは内に還るきっかけとなる。
好調のときには、人は「限界を超えたい」と思いがちだが、不調のときは「限界の内側に気づく」ことが出来るチャンスである。
ヨガはその両方を調和させる道であり、過ぎた力を抑える知恵と弱さを通じて気づく洞察力の両輪で成り立つ。


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