日常にヨガを取り入れることは、料理にひとつまみのスパイスを加えるようなものだ。
それは主役ではないかもしれないけれど、入れるか入れないかで味わいも、深みも、身体の反応もまったく変わってくる。
ヨガは気持ちを落ち着かせるためだけのものではない。
むしろ、眠っていた感覚を目覚めさせ、鈍くなった身体に適切な刺激を与える行為でもある。
その刺激は一時的な興奮ではない。
呼吸と動きが噛み合ったときには、身体の奥に静かな熱が灯る。
その熱が日常の動作である立つ、歩く、座るといった何気ない行為から判断や認識にまで緩やかに浸透していく。
刺激はやがて活力を生み出す。
活力がもたらすのは気合いや根性だけではなく「動きたくなる」「感じたくなる」といった内側から湧き上がる衝動感を生み出す。
それは仕事の合間の姿勢や人と向き合っているときの呼吸、歩いているときやただ立っているだけのときの足裏にも影響を与える。
ヨガはマットの上で完結するものではなく日常に滲み出ていく実践だ。
毎日少しでいい。
完璧でなくていい。
日常にほんの少しのヨガを取り入れることで、その刺激は確実に身体を目覚めさせ、生きるためのエネルギーへと変換されていく。
ということで、メリークリスマス。
2025年もありがとうございました。

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