「アーサナという点でエゴや現在地を理解(観測)し、呼吸という波でそのすべてを大いなる世界(自然・宇宙)へと手放し、還していく。」
かっこよく言えばこんな感じか。
理解とは現象を点として捉える観測であり、
「あの時、こうだった。」
「このポーズはこう使う。」
「原因はこれだ。」
理解は現象を切り取り、言葉にし、知識として積み重ねていく。
一方で、
呼吸とは現象を波として捉える観察である。
吸って、吐く。
心地よさも、
不快さも、
集中も、
雑念も、
生まれ、変化し、やがて消えていく。
呼吸は、現象を一つの点ではなく、流れとして教えてくれる。
だから理解だけでは執着が生まれることがある。
「あの時の感覚が正しい。」
「あの身体の使い方が正解だ。」
しかし、呼吸は毎瞬毎瞬、
「それも変化している。」
と教え続けてくれる。
点と波。
その両方の適切な関係に気付いていくことがアシュタンガヨガを通してできる。


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